それにしても毎日暑い日が続いてますね。
家にいるくらいなら、エアコンの効いた教室にいたほうがマシだ、ということでほぼ毎日仕事してたりします。
夏期講習も3分の1が終わり、教室には毎日たくさんの生徒が来てくれています。
今年の夏は特に、英語・数学を「分かる」で終わらせず「できる」まで繰り返し練習することを意識して授業を組み立てています。
時間は十分ある夏休みですので、普段なら時間で切り上げている内容もトコトンまでやっていたりします。
最後までしっかりとやり遂げることが本当の意味での定着につながるかと。
何度も何度もやり直しをさせられ、大変だとは思うのですが、こういう勉強は夏休みしかできませんからね。
ただ、正直なところをお伝えすると、授業時間だけですべてを終わらせることはできません。
英語と数学を中心にやっているため、他の教科に関しては限られた時間の中でどうしても残ってしまう部分があり、そのため毎回、残ったものを宿題として出しています。
塾でやってきたのに、さらに家でも、というのは大変かとは思うのですが、英語と数学やっておけば理科や社会はやらなくていいという理屈はどこにもありません。
せっかく講習代をいただいていますので、最後までしっかりやらせていきたいと思っています。
「提出物ができていません。ホシューです」
「テストが合格していません。ホシューです」
「テキストが出されてません。ホシューです。」
いろいろと鬱陶しいメールが届くかもしれませんが、ご家庭では叱って頂く必要はございません。
「『塾に来い』ってさ」と送り出していただくだけで結構です。
送迎や声かけなどご家庭でもご協力いただけたら助かります。
塾を立ち上げて20数年立ちますが、以前に比べると、自宅で机に向かう時間が短くなっている子が増えたように感じます。
スタディメンターの学習記録を日々確認してみても、毎日コツコツ取り組む子と、なかなか手がつけられない子の差が大きいなと。
もしかしたら、時代のせいかもしれません。
たしかに、前回の入試を見てもわかるように、市内でも多くの高校が定員割れしました。
もうがむしゃらに勉強しなくても行きたい高校に行けるようになっているし。
わからないことがあればAIに聞けばすぐに答えを教えてくれるし。
保護者の方も私立の授業料無償化で「ま、私立でもいいか」と考える人も多くなったし。
大学入試においても推薦や総合型選抜が全体の半数を超える時代になり、受験勉強せずに大学進学する人のほうが多くなっているし。
簡単にいえば、「世の中勉強しなくてもなんとかなるんじゃない?」というような風潮になりつつあるかと。
そんな中でいくら大人が「勉強しろ」といってもなかなか響かないですよね。
でも、じゃあ勉強しなくていいのか、と言われると決してそうではありません。
高校に入っても、大学に入っても、社会人になっても、「勉強」は終わりません。
新しいことを学び続けられる人ほど、自分の可能性を広げていけます。
だからこそ、今大切なのは知識を詰め込むこと以上に、「毎日学ぶ習慣」を身につけることだと考えています。
塾としても、目先の成績だけを追うのではなく、毎日机に向かうという習慣そのものを大切に育てていきたいかと。
宿題を出す一番の理由も、実はここにあります。
点数を上げることはもちろん大切ですが、それ以上に「家でも勉強する」という生活のリズムを、当たり前のものとして身につけてほしいという願いを込めています。
さて、夏休みは何かと生活リズムが崩れやすい時期でもあります。
この機会に、ご家庭でも「いつ勉強するのか」「どこで勉強するのか」を、お子さまと一緒に話し合ってみていただけたらうれしく思います。
塾とご家庭が同じ方向を向いてお子さまを支えることで、家庭学習の習慣はぐっと定着しやすくなります。
残りの夏期講習も全力でサポートしてまいります。
ご家庭でも、どうぞ引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。