期末テストが終わり3週間が経とうとしています。
「さて、普段の勉強はどんなかな?」
とスタメンのデータを開いてみると…勉強してませんね。
1週間の勉強時間が20分、って小学生かいな、とツッコミたくなりますが。
ただ、
「家では何を勉強したらいいか分からない」
「勉強しなさいと言っても始まらない」
「塾では頑張るのに家では勉強しない」
こうした悩みは、多くの保護者の方から伺います。
しかし、これは「やる気がない」からとは限りません。
実は、「何をすればいいのか分からない」という状態になっている子どもは、少なくないのです。
成績が伸びる子には、共通点があります。
毎日決まった時間に勉強する。
毎日やる内容が決まっている。
終わったら確認する。
特別な勉強法ではありません。
「決めたことを毎日続ける力」が、成績を支えています。
前からお話しているとおり、やる気は、行動してから生まれるものです。
「やる気が出たら始める」のではなく、「始めるからやる気が出る」のです。
大谷翔平選手が高校時代に作った「マンダラチャート」をご存知の方も多いでしょう。
あのシートには、大きな夢だけが書かれていたわけではありません。
「毎日のあいさつ」「ゴミ拾い」「本を読む」といった、日々の行動まで細かく決められていました。
小さな積み重ねが、大きな成果につながる。
勉強も、同じです。
ここで一つ、ご家庭でもすぐに取り入れられる方法をご紹介します。
それが「ルーティンチェック」です。
例えば、こんな内容です。
今日やること
□ 英単語20個
□ 数学ワーク2ページ
□ 学校の宿題
□ 理科10分
□ 数学解き直し
終わったらチェックを入れる。
たったこれだけです。
しかし、これだけで
「今日は何をやるのか」
「全部終わったのか」
が、はっきりと見えるようになります。
なぜルーティンチェックが効果的なのかというと、
子どもは、
「勉強しよう」
では、なかなか動けません。
でも、
「数学2ページ」
なら、始められます。
つまりルーティンチェックとは、曖昧な目標を具体的な行動へ変える仕組みです。
行動が具体的だから、続きます。
ここで、保護者にも協力してほしいことがあります。
勉強を教える必要はありません。
保護者の役割は、シンプルに「チェックすること」です。
そこで登場するのが「スタディメンター」です。
スタディメンターは、単なる学習記録の仕組みではありません。
今日やること。
学習記録。
達成状況。
保護者との共有。
振り返り。
これらを通して、家庭学習を「見える化」します。
つまり、ルーティンチェックを続けるための仕組みです。
「勉強した?」ではなく、「今日のスタメン書いた?」
これだけで十分です。
そして終わったら、
「頑張ったね」
と認めてあげてください。
塾として目指しているのは、テストだけ点数が取れる子ではありません。
自分で考え、計画し、実行し、振り返ることができる子です。
その力は、高校でも、大学でも、社会に出てからも、必ず役立ちます。
家庭学習は、「やる気」に頼るものではありません。
続けられる仕組みをつくること。
その第一歩が、ルーティンチェックです。
ぜひ一緒に作っていきましょう