来週、市内の学校は期末テストを迎えます。
国語・数学・英語・理科・社会の5教科は、すでに対策を始めているかもしれません。
でも、こんな声をよく聞きます。
「副教科って、どうやって勉強すればいいの?」
「音楽や技術って、テストに出るの?」
出ます。しかも、内申点に直結します。
実は、期末テストで他の生徒と差がつきやすいのは、主要5教科よりも副教科だったりします。
なぜ副教科で差がつくのか
主要5教科は、多くの生徒が時間をかけて対策します。
塾でも学校でも繰り返し演習するため、よほど差がつきにくい構造になっています。
一方、副教科はどうでしょう。
「どうせ配点が低いから」「後でいいか」と後回しにする生徒が多いのが現実です。
つまり、周りがやっていないぶん、きちんと対策した生徒が一気に高得点を取れる教科でもあります。
内申点は、高校受験の合否に直接関わります。
副教科の成績が内申点を押し上げると、主要5教科で多少点数が取れなかった日も、トータルで評価が上がることがあります。
「副教科は捨てる」という選択は、受験を考えると非常にもったいないのです。
副教科のテスト、何が出るのか
副教科のテスト範囲は、授業でやった内容がそのまま出ます。
主要教科のように応用問題が出ることはほとんどなく、授業のノートやプリントをしっかり覚えていれば高得点が狙えます。
教科ごとに、出やすい内容を確認しておきましょう。
音楽
鑑賞した曲の作曲家名・曲名・時代背景。
楽譜の読み方(音符・記号の名前と意味)。
歌った曲の歌詞や作曲者。
美術
制作した作品に関連する技法の名前と特徴。
鑑賞した作品の作者名・題名・時代。
色の三原色・色相環など、基礎的な色彩の知識。
保健体育
保健分野(健康・病気・応急処置など)の用語と内容。
体育理論(スポーツのルールや歴史)。
実技と直接関係しない知識問題が中心になります。
技術・家庭
技術分野:木材や金属の種類と特徴、工具の名前と使い方、情報・プログラミングの基礎用語。
家庭分野:食品・栄養素の名前と働き、調理の手順、繊維の種類。
残り1週間でできること
テストまで時間がないからこそ、やることを絞ることが大切です。
副教科の対策は、次の3ステップで進めましょう。
ステップ1 授業のノートとプリントを集める
まず手元に材料を揃えることが先決です。
副教科のノートは整理できていないことも多いので、今日中にまとめておきましょう。
プリントが行方不明の場合は、友人に見せてもらうか先生に確認するのが早いです。
ステップ2 赤ペンで重要語句を塗り、自分でテストする
ノートやプリントの重要語句を赤ペンで塗り、赤シートで隠して答えられるか確認します。
音楽の作曲家名、技術の工具の名前など、「名前と内容をセットで覚える」ことを意識してください。
ステップ3 教科書の太字・囲みを重点的に読む
教科書の太字や囲みになっている部分は、テストに出やすい用語です。
ノートと照らし合わせながら、太字の意味を自分の言葉で説明できるか確認しましょう。
副教科は範囲が狭い分、丁寧にやれば短時間で仕上がります。
1教科あたり30〜45分、集中してやるだけでも大きく変わります。
シオンでの取り組みと、ご家庭へのお願い
学習舎シオンでは、定期テスト前に副教科の対策も声かけをしています。
主要教科の勉強に追われて手が回らない生徒も多いため、学校のワークを中心に解き直しをしています。
ご家庭でできるいちばんのサポートは、副教科を「後回しにしていいもの」として扱わないことです。
「副教科の勉強、今日やった?」のひと言が、お子さんの優先順位を変えるきっかけになります。
来週のテスト、副教科も含めて全力で臨みましょう。
シオンも一緒に応援しています。