朝夕、少しずつ秋らしくなってきましたね。
それにしても今年の暑さは本当に異常でした…毎年こうならないことを祈るばかりです。
さて、中間テストの結果が徐々に返ってきているようです。
どの学年でも、 2学期をどう乗り越えるかで大きく差が出てきます 。
つい点数ばかりに目が行きがちですが、点数だけに囚われてしまうと、また同じ結果になってしまうこともあります。
私も長年勉強を見てきて、「あ、この子、今伸びそうだな」と思うタイミングがあります。
そんなときに 後ろから少し背中を押してあげると、ぐんと伸びることが多い ような気がします。
ぐんと伸びる子の特徴は、点数よりも 「行動の変化」 に表れます。例えば…
勉強の計画を自分で立てるようになる
言われた勉強だけでなく、苦手単元を週末にまとめて復習するなど、効率的に学習できるようになります。
間違いを直すだけでなく「なぜ間違えたか」を考える
同じミスを繰り返さず理解が深まります。ある生徒は間違えた問題だけをまとめたノートを「間違えたで帳」と名付け、テスト前に何度も練習していました。
弱点をノートやチェック表にまとめる
何を重点的に復習すればよいかが一目でわかります。社会の歴史の年代を色分けしてまとめ、テスト前にサッと確認する子もいました。
こうして思い返すと、一番伝えたいことはシンプルです。
「自分なりの勉強法を見つけた子は成績向上のスピードが早い」
親や先生に言われる前に、自分で学習を調整できるからです。
「ここが弱点だから次の週は重点的に復習しよう」と自分で動ける子は、確実に伸びていきます。
保護者の皆さん、この秋はぜひ点数よりもまず「行動の変化」に注目してみてください。
少しでも行動の変化が見えたら、ぜひ背中をそっと押してあげてください。