今日は1・2年生対象の「香川県統一模擬試験」を実施しました。
年に一度の模擬テスト、しかも中1生にとっては初めての模擬テストとなりますが、みんなとても熱心に取り組んでいました。
シオンでは毎年この「統一模擬試験」に塾生全員に取り組んでもらっています。
「学校の成績だけで大丈夫ではないんですか?」
そういう声も聞こえてきます。
もちろん学校のテストはもちろん重要です。
学習の定着度を測る良い指標になりますし、授業内容を理解しているかどうかが分かります。
しかし、学校のテストは特定の範囲や出題形式に限られていることが多く、他校や他地域の生徒との比較が難しいという限界があります。
一方で、模擬テストは広範囲の学力を客観的に評価する手段として、学校のテストでは得られない貴重な情報を提供してくれます。
メリット1:県全体での実力判定
模擬テストの最大のメリットは、他の学校や地域の生徒と比較できる点です。
学校のテストは、同じ授業を受けたクラスメイト同士の比較にとどまりますが、模擬テストでは数多くの受験者と競い合うことができます。
このため、お子さんの学力が県全体のレベルでどの位置にあるのか、具体的な偏差値や順位を通して把握できます。
たとえば、志望校の偏差値が55だとしたら、現在の学力がその水準に達しているのか、それとも不足しているのかが明確になります。
成績が良い場合でも、さらなる上位校へのチャレンジを検討する材料になるでしょう。
一方で、足りない部分が見つかれば、適切な対策を講じることができます。
メリット2:本番に近い緊張感を体験
受験を控えるお子さんにとって、模擬テストは貴重な練習の場となります。
本番さながらの時間配分や問題の難易度を体験することで、精神的な準備を整えることができます。
普段の学校のテストでは、ある程度余裕を持って解ける場合でも、模擬テストでは時間が足りなくなるケースがあります。
このような体験を積むことで、本番での焦りを軽減し、落ち着いて問題に取り組める力を育むことができます。
受験当日、環境の変化に動じないメンタルを作るためには、このような経験が非常に効果的です。
メリット3:弱点を浮き彫りにする
模擬テストの結果には詳細な分析が含まれることが一般的です。
どの教科のどの単元で点数を落としているのか、特に苦手な部分が明確に分かります。
学校のテストでは表面化しない弱点も、模擬テストでは露呈することがあります。
例えば、数学の関数問題では点数を取れているけれど、図形問題では失点が目立つといった具体的な分析が可能です。
この情報をもとに、家庭での学習計画を見直したり、効率的な勉強方法を導入したりすることができます。
また、お子さん自身も結果を見て「ここを重点的に勉強しよう」という意識を持つようになります。
模擬テストを活用する上での注意点
模擬テストを最大限に活用するためには、ただ受けるだけでは不十分です。
結果を分析し、次の目標を設定することが重要です。
また、結果が思わしくなくても落ち込む必要はありません。
成績を向上させるためのヒントが得られたと前向きに捉えることが大切です。
学習舎シオンで模擬テストを活用しよう
学習舎シオンでは、お子さん一人ひとりの学力や目標に合わせた指導を行っています。
模擬テストの受験後には、結果を分析し、今後の学習計画に活かすサポートも行っています。
模擬テストを通じて、志望校合格に向けた確かな一歩を踏み出してみませんか?
ぜひ一度、ご相談ください。