結果が悪かったときにやってほしいこと

うやく期末テストが終わりました。

結果はいかがだったでしょうか?

結果が良ければそれに越したことはないのですが、問題は悪かったとき。

その原因がはっきりとわかっていればいいんです。

「テスト前にもかかわらず、提出物に追われてた」

とか

「計画的に勉強してなかった」

とか

「学校から帰ってきてスマホゲームばっかりやってた」

とか。

原因がわかっているのであれば、それを解消すればいいだけですし。

でも一番頭を悩ませるのが

「勉強しているのにだめだった」

というケース。

子どもが一生懸命勉強しているのに良くなかった、というのは親の立場からしても大変辛いかと思います。

「勉強しているのに、成績が上がらない、きっとマツモト(オオイシ)のせいだ」

となるわけで…

今まで多くの子供達を見てきましたが、「勉強しているのに成績が上がらない」というのは決して珍しいことではありません。

だいたい次のようなケースです。

定期テストの勉強の仕方が間違えている

定期テストの場合、殆どが「暗記モノ」。

まあ、意地の悪い先生が作ったテスト以外だったら、おそらく感覚的に7割位は学校ワークやプリントから出ているわけです。

下手すりゃ8割~9割近くの場合もあったりします。

わざわざ「ここから出ますからね」と言われているのに覚えようとしない。

めんどくさいから?

もちろん覚えるのは大変ですが、一番簡単に点数を上げる方法を教えてあげているんですけどね。

結局はやるかやらないか。

努力するかしないか。

頭の良し悪しは関係ないです。

アウトプットしていない

そういうと、

「いや、きちんと覚えました」

という子がいますが、残念ですが、覚えるだけではだめなんですね。

きちんとアウトプットしなきゃ。

勉強している様子を見ても、ただ眺めているだけで勉強したつもりになっている。

覚えたかどうかは実際に書き出さないと、できたかどうかはわからないじゃないですか。

頭に入れたものは、きちんと入っているかどうかを実際に目で確かめていかないと。

都合のいい勉強しかしていない

一生懸命勉強しているんだけども、得意な勉強ばっかり、そして苦手な教科は後回し。

テスト前日になって「ここがわからないんですけど」って言われてもねえ。

テスト前日に電流の勉強なんか1からやれるわけ無いです。

いくら社会が100点でも数学30点だったら、2教科の平均は65点ですよ。

勉強のやる意味がわかっていない

結構深刻です。

やっている理由が

「学校や塾に言われたから」「周りがやっているから」「やらないと怒られるから」

この状況ではいくら机に向かっていても成績は良くならないでしょうね。

たとえやることはやったとしても、モチベーションが低い。

人は伸びようと願うことで伸びるわけですから。

勉強を教える前に、なぜ「勉強しなければいけないのか」を教えてあげる必要があります。

勉強が作業化している

勉強をすること自体が目的になっている子、結構います。

ノートにびっしり単語を書いたり、教科書を丁寧にまとめあげたり。

それは勉強とは言わない。

覚える気があるんだったら、3回だけ書いても覚えられる。

勉強の態度は100点でもそれは成績とは関係ないですから。

そもそも「勉強していても成績が上がらない」そんな時がある

頑張っているのはお子さんばかりではありません。

よそんちの子も同じように頑張っているわけで、そんなときはいくら頑張ってもなかなかあがりません。

でも、この場合は全く心配ありません。

見守り続けてほしいと思います。

色々書いてきましたが、もしかしたらそれにも当てはまらないケースがあるかもしれません。

じゃあ、そんなときはどうするか。

一番いいのはまずはご自身で判断せずに塾に相談してください。

少なくともお子様の勉強を間近で見てきたのは我々です。

客観的にやってきたことを評価しこれからどう勉強していけばいいのか的確にアドバイスできます。

そのためにお金を払ってまで子どもを通わせているわけで。

一緒に考えさせてもらえたらと思います。

ご連絡お待ちしております。

 

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