テスト直前はできないところの見直しを

来週の中間テストに向けて、テスト対策授業が毎日行われています。

昨日やったのは「元素記号」「化学反応式」の総チェック。

一文字一文字間違いがないかどうかをひとりひとり見ていきます。

あとはこの1ヶ月テスト対策で取り組んだプリントで間違えた問題をプリントアウトしていきます。

テストまで残り僅かですので、新しい問題に取り組むよりも、できなかった問題ができるようになったのかどうかをチェックしたほうが効果的です。

「復習」が大切な理由とは?

なぜ復習が大切なのかというと、私たちの脳の仕組みと深く関わっています。

新しいことを学ぶ時、私たちの脳はまず短期記憶というところに情報を一時的に保管します。

しかし、この短期記憶は、まるでパソコンのキャッシュメモリのように、すぐにいっぱいになってしまうのです。

そこで重要なのが「復習」です。何度も繰り返し問題を解くことで、情報は短期記憶から長期記憶へと移行し、こちらはハードディスクに保存されるように、しっかりと記憶の中に定着するのです。

復習をすることで次のような効果が期待できます。

1. テスト本番でもスムーズに思い出せる!

何度も繰り返し問題を解くことで、まるで体に染み付いたように、問題を見ただけで答えが浮かぶようになります。

テストで時間が足りないという経験はよくありますが、素早く答えることで時間を確保できます。

テスト本番でパニックになることなく、落ち着いて問題に取り組むことができるのです。

2. 間違いを減らして、正確性を高める!

同じ問題を何度も解くうちに、自分がどこで間違えやすいのかが分かってきます。

その部分を重点的に練習することで、同じミスを繰り返すことを防ぎ、より正確な答案を作成できるようになります。

3. 自信を持って問題に挑戦できる!

「この問題、前にやったことある!」という経験は、お子様に自信を与えます。

自信を持つことで、より積極的に問題に取り組み、さらなる学習意欲へと繋がっていきます。

復習のポイント

テストまで残り僅かです。

新しい問題に挑戦するよりも、学校ワーク、プリントを使って間違えたところがきちんと覚えているかどうか、できているかどうかに重点を置いて勉強していきましょう。

定期テスト直前ポイント

  • 声に出して解く:声に出して問題を解くことで、より記憶に残りやすくなります。
  • 間違えた問題を重点的に:間違えた問題は、なぜ間違えたのかをしっかりと理解し、何度も解き直すことが大切です。
  • 定期的に見返す:一度理解したつもりでも、時間が経つと忘れてしまうことがあります。定期的に復習することで、知識を定着させましょう。

残り僅かです。

悔いのない勉強を。

頑張れ。

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