夏期講習の小学生の国語は「速読」をやっていますが、ただやるのももったいないので、速読用教材として児童用文学作品を使っています。
青空文庫には著作権の切れた数々の名作が揃っているので、これを使わない手はありません。
色々名前の聞いたことがある人も多くいますね。
新美南吉やらグリム兄弟とか、江戸川乱歩とか。
こちらの作品をプリントアウトして、文庫本のように冊子にして使っています。
今日使った教材は「岡の上」。
内容は貧しい百姓の家の男の子が自分の家の素晴らしさに気づく過程が描かれており、本当に大切なものは身近にあるという教訓が含まれています。
本当ならばじっくりと読みすすめていってほしいのですが、こういった機会がないとなかなかこうした本を手に取ることはないですからね。
授業は10回あるので、少なくとも10冊は読めるかな。
読書の楽しさを知ってもらえたらと思います。