テストの結果が返ってきたら

今年も残すところあと20日。

だんだん冬らしくなってきました。

受験生は本格的に受験勉強が始まっています。

今週は初めて「高校入試 過去問」に取り組んでもらいました。

どうだった?と聞くと、みんな苦笑い…

まあ、今の力では解けない問題も多いのですが、あと2ヶ月も立てばそれなりに解けるようになってきます。

焦らずにコツコツと取り組んでほしいと思います。

1・2年生は成績表が返ってきたようです。

100番以上あがった子もいれば、一生懸命勉強したのになぜか下がった子、

ミスが多すぎて結果が出せなかった子など、様々です。

親の立場からしてみれば、結果ばかりに目を向けがちですが、

結果よりも大事なのは「なぜその結果になったのか」という理由。

成績が上がった子は、どうしたから成績が上がったのか、

成績が下がった子は、どうして成績が下がったのか、

その「理由」を一緒に丁寧に見ていくことが、次の一歩につながります。

例えば、成績が上がった子は、勉強時間をしっかり確保できたのかもしれません。

もしくは、テスト直前に弱点単元を重点的にやったのかもしれません。

あるいは、「できるようになった」という小さな達成感を積み重ねられた結果かもしれません。

逆に、成績が下がった子の場合も、必ず理由があります。

勉強のやり方が間違っていたのか。

学校ワークの暗記ができていなかったのか。

手は動かしていたのに、理解が追いついていなかったのか。

苦手意識が邪魔して、問題を後回しにしてしまったからなのか。

ただ、これらは決して責める材料ではありませんからね。

“改善点が見つかった”というこれからの勉強に大事な手がかりとなります。

そして、成績が良かった子も悪かった子も、今のタイミングで振り返ることが一番効果的です。

時間がたつと、子どもたちは「どこでつまずいたか」「どこで成功したか」を忘れてしまいます。

だからこそ、今のうちに一緒に振り返ってあげてください。

「これはよかったね」
「ここは次どうする?」

そんな対話が、次のテストに向かう“学力の土台”になります。

そして、もし振り返りがうまくできないときは、いつでも教室にご相談ください。

お子さんの答案・学習状況・日々の学習姿勢から、次に何をすべきか一緒に整理していきます。

場合によっては基礎からやり直しをしたり、授業内容を変更したり。

個人塾だからこそ個別に対応できますので、ぜひご相談下さい。

今回の成績は“終わり”ではなく、“これから伸ばすための材料”です。

うまくいった子も、悔しい思いをした子も、ここからが本番です。

頑張っていきましょう。

-シオンNEWS, 勉強のコトとか