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テスト返却時にしてほしいこと

ようやくテストが終わりましたね。

保護者の皆さま、お疲れさまでした。

特に中学1年生の皆さんは初めてのテスト、ずいぶんと疲れたのではないでしょうか。

早い学年はずいぶんとテストも帰ってきているようです。

中学校の定期テストは、 日頃の学習成果を確認する大切な機会 です。

テストの結果は、お子様の学習状況を把握し、保護者にとっても、お子様の学習状況を知る貴重な機会となります。

「成績が伸びるのは、テストを返されたとき」

という人もいますので、テストを返されたら、まずはお子様と一緒に結果を確認し、次のステップへと繋げることが大切です。

1. 落ち着いて結果を受け止める

まず大切なのは、 お子様の気持ちに寄り添い、結果を受け止めること です。

つい点数ばかりに目がいきがちですが、点数ばかりに目を向けるのではなく、お子様が努力した過程を認め(努力していたら、ですが)、労いの言葉をかけましょう。

2. 一緒に結果を分析する

お子様と一緒にテスト結果を分析し、 何ができたのか、何ができなかったのかを具体的に確認 しましょう。

分析する際には、以下の点に注目します。

分析ポイント

  • 全体的な点数の状況 : 目標点数を達成できたか、前回テストから点数が上がったか下がったか
  • 各教科の点数の状況 : 得意科目と苦手科目の点数はどうだったか
  • 間違えた問題 : ケアレスミスなのか、理解不足なのか、同じ間違いを繰り返していないか

お子様に任せっきりだったら、多分しません。

分析したところで点数が変わるわけではありませんから。

変わるのは次のテスト。

同じところで間違えないためにも分析は必要です。

3. 間違えた問題を丁寧に解き直しする

間違えた問題は、単に答えを丸覚えするのではなく、なぜ間違えたのか原因を分析し、丁寧に解き直しすることが重要です。

解き直しをする際には、以下の点に注意しましょう。

解き直しポイント

  • 問題文をよく読む : 問題文の意味を正しく理解するように(意外と問題文を読めていないケースが多いです)
  • 解答過程を丁寧に書く : 途中経過を省略せず、論理的に解答していく(できない子ほど解答過程を省略します)
  • わからない部分は先生や友達に聞く : わからない問題は一人で抱え込まず、積極的に質問する

解き直しを繰り返すことで、 理解を深め、同じ間違いを繰り返すのを防ぐ ことができます

4. テスト期間中の自分を振り返る

間違えた問題だけでなく、できた問題も分析することが重要です。

なぜその問題が解けたのか、どのような勉強が良かったのかを分析する ことで、自分の強みや弱みを把握することができます。

5. 学校や塾に相談する

テスト結果や学習状況について、 何か気になることがあれば、積極的に学校や塾に相談しましょう

親子では気づかなかった視点から、具体的なアドバイスをしてくれます。

お金払って塾に来ているわけですので、こういうときに使いましょう。

6. 親子でコミュニケーションを大切にする

テストのことだけでなく、 日頃から親子でコミュニケーションを大切にすることが重要 です。

親子関係が良好に保つことで、子どもは安心して勉強でき、次のテストを頑張ろうというモチベーションを持ち続けることができます。

7. 長期的な視点を持つ

テストの結果は、一喜一憂するものではありません。

将来的にお子様が進みたい道へ進めるよう、 長期的な視点で見守ってほしい と思います

次のテストは1ヶ月後。

しっかりと準備していきましょう。

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